セブ旅行に行くと、「水道水って飲んでも大丈夫?」という質問がよく出ます。特に旅行者や短期滞在者の方にとって、現地の水質は心配なポイントですよね。この記事では、セブでの水の選び方と、旅行中にお腹を壊さず過ごすための具体的な対策を紹介します!
この記事はこんな人にオススメ!
- セブ旅行を計画中の方
- 安全な水選びに迷っている方
- 旅行中に健康を守りたい方
- オススメのミネラルウォーターが知りたい方
目次
セブでの水事情:旅行者や短期滞在者に向けた考察
フィリピン・セブの水利用については、現地のインフラ事情や水質に対する意識が大きく異なります。特に旅行者や短期滞在者にとって、水の安全性は非常に重要です。ここでは、旅行者目線での水利用リスクと対策を解説します。
人によって全然違う!?飲料水に対する考え方
セブでの水利用を、次の5段階に分けて考えてみました。自分に合った水利用法を見つける参考にしてください。
- Level 1: 水道水や井戸水をそのまま飲む派
→ リスクが非常に高い! セブの水道水や井戸水には、細菌や重金属、化学物質が含まれている可能性があり、飲用には不適切です。 - Level 2: 煮沸すれば大丈夫派
→ リスクは残る。煮沸で細菌を除去できますが、鉛やシアン化物などの有害物質は無害化されません。 - Level 3: ウォーターステーションの水利用派
→ 安全性はステーション次第。信頼できるウォーターステーションなら比較的安全ですが、全てが同じ品質ではないので注意が必要です。 - Level 4: 調理用にはウォーターステーションの水、飲み水はボトルウォーター派
→ 現実的かつ安全な選択肢。旅行者には、この方法をオススメします!
調理にはウォーターステーションの水を使い、飲み水にはボトルウォーターを使用するとリスクを抑えられます。 - Level 5: すべてボトルウォーター派
→ 最も安全。全てボトルウォーターを使用すれば、リスクは最小限ですがコストは上がります。
在住歴が長い人は、既にフィリピンの水質に慣れています。
真似せず、まずは安心なミネラルウォーターで身体を慣らしてからガロンの水に挑戦を!
セブのインフラと水道水のリスク
セブのインフラは老朽化が進んでおり、水道水や井戸水の質は地域によって異なります。そのため、旅行者や短期滞在者には、水道水を飲むことは推奨できません。
主なリスク要因
配管の老朽化:
多くの地域で鉄製の古い配管が使われており、錆びた鉄が水に溶け込むことがあります。これが胃腸を刺激し、吐き気や下痢を引き起こすことがあります。
鉛管の使用:
一部の地域では、まだ鉛管が使われている可能性があります。鉛は神経系や腎臓に深刻な影響を与えることが知られています。
水道管の破損や汚染:
水道管が破損している場所では、細菌や化学物質が水に混入するリスクが高まります。
井戸水の汚染
井戸水が産業排水や農薬によって汚染されている場合もあり、特に重金属が混入している可能性が高いです。
ウォーターステーションの水について
ウォーターステーションは、セブで手軽に水を補給できる場所ですが、品質にはばらつきがあるため、ステーション選びが重要です。
ウォーターステーションのリスク
水質検査の不徹底:
すべてのウォーターステーションが定期的に水質検査を行っているわけではありません。私が利用していたウォーターステーションでは、毎年1回の水質検査が行われており、細菌や有害物質の検出はありませんでしたが、すべてのステーションが同じ管理を行っているわけではないので注意が必要です。
浄水設備の差:
ウォーターステーションによって、浄水設備が異なります。紫外線消毒やフィルターの交換頻度などによって、水質が変わります。設備の価格も15万ペソから30万ペソまで幅があり、どのステーションが高品質な設備を使用しているかを確認するのは難しい場合があります。
容器の清潔性:
ガロンボトルは再利用されることが多く、適切に洗浄・消毒されていない場合、細菌やウイルスが残るリスクがあります。このため、ボトル自体が水質に悪影響を与える可能性があります。
ミネラルウォーターの利用をオススメするワケ
旅行者や短期滞在者には、ペットボトルのミネラルウォーターを強く推奨します。現地の水質に慣れていない人が、些細な水質の変化やストレスで胃腸に負担をかけ、体調を崩すことは珍しくありません。飲料水に特に注意を払いましょう。
調理にはウォーターステーションの水を使用し、飲料水には信頼できるボトルウォーターを選ぶことで、健康リスクを大幅に軽減できます。
おすすめのボトルウォーター:Wilkins
旅行者におすすめのボトルウォーターは、Wilkinsです。Wilkinsは、コカ・コーラ社が提供している製品で、品質管理が徹底されています。
Wilkinsの特徴
- 蒸留水: Wilkinsは8段階の浄水プロセスを経て、細菌や有害物質が除去されています。さらに、紫外線消毒も行われており、非常に安全です。
- 軟水で飲みやすい: Wilkinsは硬度が低く、日本の「いろはす」に似た水質です。胃腸に優しく、硬水が苦手な旅行者にもおすすめです。
- リーズナブルな価格: Wilkinsは品質に対して価格が非常に手頃で、旅行中でも無理なく購入できます。
まとめ
セブでの旅行を安心して楽しむためには、水選びが非常に重要です。水道水や井戸水は飲用に適さず、安全第一に、ミネラルウォーターを利用し、健康を守りながら旅行を楽しんでください!